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Channel: Foresight »生田忠秀
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警察庁

神奈川県警、新潟県警の一連の不祥事をきっかけに、日本の警察組織が大きく揺らいでいる。構造的腐敗の根幹にあるのは「キャリア制度」疲弊だ。警察再建の処方箋を考える。 神奈川県警の覚醒剤使用隠蔽事件で、犯人隠避罪などに問われた渡辺泉郎元県警本部長は、二月二十四日、横浜地裁での初公判の被告人質問でこう答え…

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農林水産省構造改善局

構造改善局を舞台にした汚職事件により、相次いで逮捕者を出した農林水産省。事件の背景には、農業土木技官たちが同局内につくりあげた「独立王国」が見え隠れする。 連休明けの五月上旬、霞が関の農林水産省本館を取材で訪れた。以前は全国各地からの陳情客で賑わっていた同省だったが、いまはそれらしき人影はほとんど…

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“復権”を仕掛ける大蔵省

予算を司る新設「経済財政諮問会議」の骨抜きに、いかに動いたか「財政首脳会議」なる組織が七月十七日にスタートする。「官邸」主導で来年度予算編成を行なうためという触れ込みで、政府側から首相、官房長官、蔵相、経済企画庁長官、与党側から自民、公朋、保守各党の幹事長と政策責任者が構成メンバーとなる。 同会議…

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農林水産省“高木長期体制”の弊害

省庁再編を目前にして農林水産省が揺れている。しかも、その元凶となっているのは誰であろう高木勇樹事務次官その人なのだ。実力次官の任期が異例の長さとなる中で、省内には人事問題を中心に不満が燻り、このまま行けば、三流官庁への転落すら懸念される。 十月六日金曜日午後三時、農林水産省三階の事務次官室を訪れた…

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自民党政権を見限った霞が関の真意

一月六日に新省庁体制がスタートしたものの、KSD事件、外務省機密費流用疑惑で森政権は末期的な状態に陥っている。行政改革そのものが宙に浮いた状態になっている中で、多くの官僚たちが自民党を見限り、「政界再編」を求め始めた。「政治家が方針を示し、官僚の出す政策メニューを基に政策決定を行なう」――これが一…

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巨大公共事業官庁「国土交通省」を変えられるのか

構造改革を掲げて登場した小泉新政権。その下では公共事業予算の抑制と事業分野別配分の見直しが断行されるとみられる。そうなれば、国の公共事業費の八割を手にする国土交通省もまた、大幅な変革を余儀なくされることになるのだが――。 小泉純一郎内閣が誕生した直後に会った元運輸事務次官は、これまでの自民党の常識…

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